学校支援コーディネーター室とは

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 学校において、教員の力量形成の中心である校内研修を活性化したいという思いは強く、徳島県では、その活性化のキーパーソンとして研修担当教員を位置づけ、その力量形成を進めながら校内研修を活性化しようと考えています。しかし、日常業務の中で課題や問題が生じたとき、どのように解決していけばよいかというような支援に関しては手つかずのままです。
 実際、そのような支援を行う役割を担っているのは指導主事ですが、現状では、指導主事の配置もない所があり、指導主事からの十分な支援を受けることなく、校内の教職員による自助努力により達成するしかありません。また、研修担当教員が直接指導主事に支援を求めることのハードルも高く、求められても対応できないという課題もあります。このような状況は、徳島県に特徴的に見られるものであり、校内研修の実質的な担当者である研修担当教員への支援の在り方とその継続性について再考する必要があります。そこで、大学の学校支援機能を拡充し、オンラインによる指導主事・研修担当教員支援システムを開発しました。
 大学に学校支援コーディネーター室を配置し、総合教育センターから派遣された指導主事と大学職員を配置しています。このコーディネーター室では、学校や指導教諭からの学校経営全般に関わる相談活動等を行うプラットホームとしての構築を目的としています。コーディネーターは、学校や指導教諭からの相談内容に応じて、最適と考えられる大学教員に支援活動を要請し、日時等を決定した上で、大学教員のアドバイザーがオンライン等による支援活動を行います。

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